気まぐれ日記 2021年8月
2021年7月はここ
8月1日(日)「これから本業に復帰・・・の風さん」
ブランチ後、月例業務。カレンダーの更新、鏡拭きと排水パイプ洗浄は先に片付けた。
空気清浄機のクリーニングを終えたあと、レンジ台とレンジフードの掃除に取り掛かった。これは部品も多く、時間がかかる。しかし、要領は既に確立してある。一番厄介なシロッコファンの洗浄も工程を確立したので、粛々と進めた。
最後はダイニングの天井の染み取り。一度に広い面積はできない。今日も、部分的に拭き上げて、とりあえず終了。
久しぶりに2階の片付けを少しし、ルーチンをさっと終えようとしたら、お世話になっている某先生から問い合わせメールが来ていたので、真剣に調べて回答することにした。先生の質問には答えられないが、調べても見つからなかったという証明にもなるので、資料のPDFをたくさん作成した。ホットタイム後、さらに資料を増やして、先生へ送った。
次女夫婦が、今日、1回目のワクチン接種を終えたそうだ。若いので、副反応が出そうだ。とは言え、今年の夏は無理だが、次の年末年始には遊びに来てくれるかもしれない。逆に、こちらからも出かけられるだろう。結局、ワクチン接種しか新型コロナに勝つ手段はなさそうだ。それなら、接種の質と量と速度を増やすための工夫に全力をあげてもらいたい……と言っても、私の声は届かないか(^_^;)。
脳トレが壁にぶつかったので、もう一冊のパズルに挑み始めた。これは面倒くさそう(笑)。
8月になったので、五輪にのめり込むことなく、執筆に復帰しなければならない。
8月2日(月)「疲れた挙句また映画鑑賞・・・の風さん」
今夜から明日にかけて久しぶりの雨らしい。
ストレッチ後、JP分局へ買い物に行っておいた。
ブランチ後、ルーチンをさっと終えて、屋外作業に出動した。1週間以上あいていると、やはり雑草が伸びている。日差しは強いが少し風が吹いているので、草刈り日和と言えるだろう。百均ショップで買った麦わら帽子をかぶる。
バッテリー1個では足りなかった。外して充電器にセットし、復活した砂利の散布をした。生徒さんの駐車する付近を改善するのが目的だ。少々の雨で駐車できなくなるのは、やはりもったいない。その後、2個目のバッテリーで草刈りの続きをやった。
片付けを終えてから、シャワーを浴び、恒例のかき氷を食べた(笑)。ここまでやらないと汗はひかない。
休んでいるところへ、ワイフが帰宅したので、早めのホットタイムとなった。過疎化が進む観光地に住んでいることもあり、古民家をリフォーム(あるいはリノベーション)して、レストランやカフェができることがある。そういった店を友人と訪れてきたのだ。今回のレストランのインパクトはイマイチだったようだ。ビジネス的には興味深いが、魅力的な特徴がないとサービス業はうまく行かない。古民家をベースにするなら、顧客に非日常の経験をさせることがポイントとなる。MBAでさんざん学んだことだ。とにかくサービス業は難しい。
晩御飯後、五輪の陸上競技の放送に見入ってしまった。昨年の新型コロナ蔓延開始以来、五輪の延期はもちろんだが、次々に試合がなくなり、練習すら困難になる中で、いかにモチベーションを維持しつつ、こんにちを迎えたか、世界の選手らの気持ちはとても想像できない。それでも、自己ベストや、今日など日本新記録が出るわけで、もう驚嘆を通り過ぎて、畏敬の念を強くするしかない。
草刈りと五輪観戦でエネルギーを使い切ってしまったのか、午前零時過ぎにどっと疲れが出た。それでまた映画を観てしまった。今夜は「透明人間」。2020年公開の映画なので、新型コロナの蔓延以前に制作したものだろう。見えない犯人が登場するので、とにかく怖い映画だった。ストーリーとしても、心理的なものが含まれていて、面白かった。
8月3日(火)「表紙カバーのラフ案作成・・・の風さん」
昨夜から降り出した久しぶりの雨は、起床した昼近くには小降りになり、ストレッチを終える頃には晴れ間も見えてきた。
歩いて投函に行った。帰宅してすぐブランチ。
書斎に入ってルーチンを始めているうちに、ZOOM打ち合わせの時間になった。児童書の表紙カバーの打ち合わせである。装丁家も入れて4人で行ったので、最初、全員の設定がうまく行かず、声が聞こえないとか、色々とトラブルがあった。
装丁家から斬新な提案があった。すぐに出版社と私が賛成した。装丁家の提案の背景は、私の原稿を読んだ結果の感想だった。深い読み込みで、ぜひ子どもの読者にもそこまで感じてもらいたい内容だった。いつも感じることだが、原稿が完成して、作者(私)の手元を離れると、その後、読者の感想を聞いて、あらためて作品の持つ影響力を知ることになる。作者がどうあがいても、感性の鋭い読者はしっかり読み取ってくれるのだから、そんなに無理してあがかなくてもよかったのではないかと思ってしまう(笑)。ま、とにかく、作品を世に出してよかったと思える瞬間である。
打ち合わせはその後多岐にわたり、やや発散しかかったが、表紙カバーについては、今日の打ち合わせ結果を集約したラフ案を私が作成すると提案して終了した。絵はよく知っている画家が描いてくれるので、大いに期待できる。
ホットタイム後、すぐラフ案に取り掛かった。
晩御飯後、ワイフから「サッカーの試合やっているよ」と教えられた。そうか、今日が準々決勝だったのか。知っていたら、最初から見ていただろう。後半戦がから観戦することになった。相手のスペインのパス回しが的確で、すごいと思いつつ、どうしたら勝てるのか、素人の私にはさっぱり分からなかった。
延長戦の末惜敗したが、Pk戦になっていたら、とても見ていられなかったと思う。もし判定というものがあったら、明らかに日本は判定負けだったからだ。
表紙カバーのラフ案の作成の続きに取り掛かった。何とかできたので、今日の3人へメールで送った。
8月4日(水)「国民も選手と同じ・・・の風さん」
起床前、ベッドでストレッチをしている間に、また気付くことがあり、書斎へ行き、昨夜書き上げた表紙カバー案を描き直し、さらにおまけの画像(スキャナーで読み込んで)をたくさん貼り付けた。
遅いブランチを終えて、ルーチン後、これは約束だった登場人物一覧の見直しと、イラスト案の修正版を作成した。
児童書がなかなか一段落しないまま、あっという間に日が沈んだ。今日は晴天だったが、屋外作業も外出もなし。ワイフが「野球をやっているよ」と悪魔のささやきをしてきたが、「見始めると夢中になるから見ない」と悲壮な決意で返事した。
スポーツは見るのが好きである。中学校時代に、沢村忠のキックボクシングに魅了された。高校時代は、輪島功一のボクシングだ。大学時代は、大相撲、プロ野球からプロゴルフへと観戦は拡大した。感染拡大ではない。平和な拡大だった。かと言って、娯楽だけではない。プレッシャーの中で戦う精神力を学んだのだろう。公開の場での競技はいい。勝敗は明瞭だ。
新型コロナの状況がやや変わってきた感じがする。私の予測では、東京は昨日が5千人、今日が6千人だった。しかし、それよりずっと少ない。拡大倍率が下がってきた。真っ先に第五波に突入した東京は、これからピークアウトするのかもしれない。それに対して、東京周辺と全国の人口密度の高い地域は、まだこれからも増加傾向だ。恐怖のデルタ株の比率は、海外ほど急ではなさそうだ。
五輪の結果は深夜まとめて観た。感心することばかりだが、もしかすると国民のほとんどは、選手と同様に、昨年の感染拡大以来、我慢だけでなく、創意工夫と努力をし続けていたのではないか。五輪選手たちはその代表としてパフォーマンスを見せているのかもしれない。いや、きっとそうだ。
8月5日(木)「2回目のワクチン接種・・・の風さん」
いつものように起床した。天気は快晴。全国的に猛暑日の場所が多い。当地の日中の最高気温はだいたい31℃なのでありがたい。
入念なストレッチ、ブランチ後、ルーチンを終えて、キャメロンで出発。
ドラッグストアで買い物をしてから、集団接種会場の体育館へ行った。今日がワクチン接種の2回目である。慣れた感じなので、いちいち確認することもなく、流れに乗った。
前回は、筋肉注射が原因と思われる左肩の筋肉痛だけだった。それでも不快な痛みだったので、鎮痛薬は2種類服用してみた。効いたのかどうかよく分からないうちに治った。今回は、副反応として発熱が予想される。期待していると言ってもいい。前回の接種で抗体ができた証明になる。筋肉の痛みだけが憂鬱だった。
注射そのものは、前回ほどの痛みを感じなかった。
帰宅して4時間後に検温してみた。接種前と同じ36.4度だったので、ワイフが苦笑。平熱が見事に毎回36.4度だ。このまま行ってしまうと、さすがご高齢者と言われるだけなので、ちょっといやだな。
晩御飯後、検温してみたら、37.1度に上がっていた。確かに、体が少し熱っぽく感じられる。やった〜! 思わずガッツポーズ(笑)。長女から心配だとメールが来たが、本人は喜んでいる。1時間後、36.9度に下がってしまった。あらら。ちょっと落胆。
ま、とにかく発熱したので、おとなしくしていることにした。書斎に入り、少し片付けをしただけ。
就寝前に検温したら、37.6度に再び上昇していた。左肩も痛みが増している。先月、薬剤師が推奨した鎮痛剤を服用して寝ることにした。
何ともワクチン接種で一人だけ大騒ぎの1日だった。
8月6日(金)「敗戦が副反応を・・・の風さん」
ゆっくり起床した。まだ左肩が少し痛いので、ストレッチは下半身のみ。検温したら恐るべし、36.4度という不動の平熱(笑)。副反応の峠は過ぎたか。
いつも通りにトーストとホットミルクという頑固ブランチ後、書斎へ。ルーチンを終えたが、暑さを感じた。本当に元気なら屋外作業に出動するところだ。しかし今日は、慎重に中止。とりあえず読書の続き。
夫婦二人だけの生活なのに、多くのエアコンを動かすのがもったいないので、読書の続きをリビングに変更した。何となく疲労感が……。パズルの続きをやってみたら、ミスをしてしまった。やばい。
少し仮眠した後、ホットタイム。おかしい。まだ本来の体調ではないのか。ワイフが「6時からサッカーよ」とまた悪魔のささやき。夢中になって観戦してしまうので、心を鬼にして「あとでハイライトで見れればいい」とやせがまん。
遅い晩御飯の最中にサッカーの敗戦が伝わってきた。ショックだった。そして、信じられない思いだった。あれだけチーム一丸となっていて、パフォーマンスも日本のサッカー史上最強と思われたのに……。
その後も、興奮するような熱戦のニュースが続き、男子400mリレーでまさかのバトンミスが出たあたりで、私の体調にも変化が。何となく熱っぽいのである。検温したら、37.1度とまた上昇していた。左肩の痛みはすっかり治っていたのに……。
2回目のワクチン接種で予想通りの発熱の副反応が出た。高熱ではなかったので、最高の副反応だと思った。しかし、五輪の敗戦シーンを見たせいだけではないだろうが、急に弱気になってきた。これはたかが副反応だ。しかも想定内の。しかし、ダメージを感じる。もう何年も大病していない。これから本当のインフルエンザとか何かの病気になったら、高熱を発したらと思うと、ダメージはハンパないことが容易に想像される。肺炎を起こしたら、あっという間に人生の幕引きだろう。まだ2階の片付けも終わっていないのに……。
8月7日(土)「副反応は終わったか・・・の風さん」
とりあえずゆっくり起床した。左肩の痛みは完全にとれたので、ストレッチは普通にやった。念のため検温したら、36.3度だった。恐らく通常の副反応はすべてなくなったと思う。今後は、ワクチン接種と因果関係がつかめない何らかの事故が起きるかどうかだ。死ぬような持病はないので、もし死んだら、疑念と疑惑が残るだろう。生命保険金はちゃんとおりるだろうか。やりかけの仕事が多いので、関係者に迷惑をかけることになる。あ〜、結局、そういうことになるか。退社して7年が経過したのに、まだ家の整理整頓すらできていない。やれやれ。
ブランチ後、書斎へ入ってルーチンをこなした。昨日引っ張り出して読んだ資料があり、重要なので、スキャナーで読み込んでデータ保存した。資料はとりあえずごみ箱へ。
エアコンの効率的な使用を考えて、書斎からリビングへ移動して、読書の続きをした。
ホットタイム後、またワイフから悪魔のささやき。「野球の決勝が始まりますよ」昨日サッカーが負けたのは、私が応援しなかったからだと言わんばかりのプレッシャーをかけてきた。
念のため、テレビのスイッチを入れたら、6回まで進んでいて1対0でリードしていた。もうテレビの前から離れられなくなった。スポーツ観戦は、昔から大好きだったし……。
緊迫したゲームをものにして、野球は金メダルとなった。
一方、女子1万mの新谷(にいや)選手のような、結果以上の価値を残した例を知った。半年前に日本新を出して選手に選ばれながらも、新型コロナ禍の中の五輪開催を、選手としても深く悩んだのである。その結果、普通の調整・準備ができなかった。にもかかわらず、最後は挑戦した。記録は、日本記録から2分も遅れたものだから、彼女の実力とはほど遠い。しかし、悩んでいた間のプロセスとそれを発信してきた勇気は、金メダルとは違うが、歴史に刻むべき価値を残してくれた。五輪の意義をあらためて考えさせてくれた。
就寝時も発熱はなかった。たぶん副反応は終わったと思う。
8月8日(日)「五輪が閉会・・・の風さん」
今朝も発熱なし。副反応は去ったな。
入念なストレッチ後、ワイフとブランチ。
書斎へ行き、ルーチンを終えてから、片付けの続きを始めた。
忘れていた写真が出てきた。デジカメ写真ではない。ネガのある画素無限大の写真だ(笑)。
今から30年前の初めてのアメリカ出張時の写真が一つ目。湾岸戦争のころだ。仕事はともかく、アメリカの遠く離れた2か所の拠点それぞれで、知り合い(同僚)と再会した(これは仕事ではない)。担当した職場や仕事の内容によって、海外で活躍することは十分あり得た。ただ私の場合、小説家として独立することが夢だったから、海外赴任を自ら望むことはなかった。
もう一つは、その7年後の中国での写真だ。これは海外セミナーの講師として会社から派遣されて、中国に渡ったもので、まだ近代化建設が始まったばかりの中国だった。今行けば、大都会である。GDPでとっくに抜かれてしまった。世界が中国を利用しながら、大金を投入したので、こういう事態になってしまったのだ。発展したことをひがんでいるのではない。ただ速過ぎた。先進国はすべて油断していたと言っていい。
北京の冬季五輪、既に中国は無観客と決めたらしい。水際作戦が徹底していることは証明されている。恐らく、大会が終了するまで、会場で感染者は一人も出ないだろう。日本は恥じ入ることになる。私の予想結果は、もうすぐ出る。
五輪が閉会式を迎えた。いつの時代でも、五輪開催には困難があった。開催できなかった年もある。常に世界のどこかで戦争があった。それを乗り越えて開催された。スポーツを通じて、世界の理想の姿がそこに展開された。今回も、結局そうだった。政治的な思惑は多少見られたが、それらは雑音に過ぎない。選手らは、あらゆる違いを超越して、スポーツマンシップを発揮した。そこには理想とする世界の姿が見られた。垣根のない世界だ。今回も戦争は終わっていなかった。それに加えて、新型コロナのパンデミックがあった。五輪の間も、戦争や紛争で人は死んでいた。新型コロナでは、とんでもない数の人々が連日死んでいた。それらはすべて現実である。現実から目を背けることは誰もできない。それでも、理想の世界を描く努力は必要だ。それを選手たちは見せてくれた。閉会式において、語るべき言葉は、多くの困難を乗り越えて、この短い時間の理想の世界を見せてくれた人たち、選手、選手を支えるチームと団体、そして運営者と主催者、ボランティアの人たち、そして戦場にある人、病院にいる人たち、五輪を支えてくれたそういった人たちへの感謝だけである。
今回も余計なスピーチがあって残念だった。あのスピーチは自画自賛にしか聞こえなかった。しかし、会場に最後に灯った言葉はARIGATOだったので、感動した。やはり現場を支えた人たちはすべてを理解していた。
新型コロナのパンデミックがなくても、東京五輪を観戦に行く気はなかった。どうせ水際作戦のゆるい政府のやることなので、テロが心配だったからだ。しかし、今の心理は違う。五輪はたとえ戦場の中でも開催すべきなのだ。参加すべきなのだ。やはりクーベルタンの言葉が真理を伝えている。オリンピックは参加することに意義がある。
閉会式が終わって、思わずつぶやいてしまった。「3年後、パリ大会を見に行けたらいいな」観客も参加者である。
8月9日(月)「日常に戻りそう?・・・の風さん」
9時起床。これでも早い方だ。もう副反応の心配はなさそう。入念なストレッチもできた。
ワイフとアクアで出発。今日は心月斎で盆施餓鬼である。昨年は参加者が少なく、焼香後の精進料理もなかった。今年も同様だろうと思って行ってみると、駐車場にけっこうクルマが。そのまま裏の墓地へ行き、いつも通りのお参りをした。台風から熱帯低気圧に変わって、裏日本一帯は豪雨になっている。ここは朝方雨が降っていたが、施餓鬼までに止んでいた。ありがたい。
本堂内の参列者も昨年よりはずっと多かった。お坊さんもたくさん来ていて、新型コロナに慣れてきたことを感じる。来年は、この後の精進料理もいただくことができて、例年通りになるだろう。
せっかく外へ出たので、そのままランチへ行くことにした。伊勢湾岸方面のレストランである。息の長いレストランだ。よく頑張っていると言える。ちょうどお昼時とは言え、次々に客が来る。これなら大丈夫そうだ。
帰宅したら、一気に疲労が出た。ちょっとした行事をこなしただけなのに。副反応とは思えない。やれやれ。寝室で昼寝することにした。
夕方のホットタイムで起き出した。その後、2階の片付けもほんの少し。もう五輪観戦もない。ダイニングの仏壇に盆提灯を用意した。棚経の準備である。
今日はとりあえず読書の続きだけはしっかりすることにした。そして、久しぶりの hairdye も。
就寝は午前4時半。体力不足で効率が悪いので、結局、また昼夜逆転になってしまう。これが日常か。
8月10日(火)「学習効果は?・・・の風さん」
朝から気温が上昇するので、想定していた時刻よりだいぶ前に目は覚める。しかし、起きない、起きれない(笑)。
今日の日本列島は、北の方(青森県以北)は豪雨、関東地方は猛暑だった。当地は風が強い。自然現象の変動が激しい。新型コロナは、やはり思った通り、東京だけ新規感染者数はピークアウトが始まり(医療機関、療養設備のひっ迫はこれから)、逆に全国へ第五波の高まりが広がっている。
五輪で少し世界が身近になったが、実際の世界は片時も落ち着かない。各地の紛争は激しさを増すばかり。中国は、かつて明治維新以降急激な発展を続けた日本と同じように、西側諸国から頭を押さえられ始めている。領土を増やそうとすれば反発されるのは当然のことだ。人間は歴史に学ばない。情けないことだ。
急いでルーチンまで終えて、13時から何度目かの児童書のZOOM打ち合わせが始まった。今回は表紙カバーのデザインがテーマである。今月中に決めないと、ビジネス(販売計画)がスタートしないからだ。色々な意見が出て、編集者が集約するのが大変だった。
前回よりも短い時間で終わったが、疲労感が残った。やや睡眠不足でもあった。今日は買い物に行く予定だったが、中止した。ホットタイム後、ツムツムを集中的にやって疲れた。バカな私(笑)。歴史どころか、日々の学習効果が足りない。
もうテレビで五輪を見ることもないので、ニュース番組が終わって書斎へ。とりあえず読書に専念。
最近はシャワーが中心になったが、防カビ燻蒸のタイミングが来たので、ユニットバスを分解して風呂掃除をした。燻蒸は明日だ。
就寝時刻は午前4時。遅いな。歴史に学べないどころか、日々の学習効果すら疑問。
8月11日(水)「雨の前に草刈り・・・の風さん」
またまた気象状況が激しく悪化する。今度は九州地方が豪雨に襲われそうだ。台風ではない。まるで梅雨時のような前線が日本列島にかかっているのだ。2014年以来の大規模な豪雨と土砂災害が予想されている。地球は怒っている。
明日以降、当地の天気予報も雨ばかりである。
ブランチ後、ルーチンを済ませてから、屋外作業に出動した。幸い曇りがちで、熱中症の恐れは低い。雑草の伸びは前回ほどではなかったが、バッテリー2個分の草刈りを実施した。ついでに、先日玄関前の不要な木を3分割で伐っていたのを、さらにのこぎりで9分割ぐらいにし、土地の隅っこに放置した。雑草も不要な枝木も放置しておけば、やがて土にかえるので、こういった作業が何とか私でもやれる。
汗を拭ったあと、昨日のZOOM打ち合わせで議論した表紙カバーのデザインの見直し版が送られてきたので、また意見交換が続き、ほぼ最終版が確定した。この後、装丁家による全体調整がおこなわれる。ITのお蔭で(新型コロナ関係なく)仕事がはかどった。
買い物に行っていたワイフが帰宅したので、ホットタイムにした。話題はたいてい新型コロナで、私が偉そうに分析結果を話す(笑)。東京だけは新規感染者数の増加比率が下がっているので、これからの心配点は医療体制のひっ迫。東京で増えたウィルスは全国に拡散していて、日本全体の第五波はこれから。いずれにせよ、この先は見通せない。経済の低迷と国民のたまったストレス対策が必要だ。
今朝未明に掃除した浴室が乾燥したので、2か月に1回の防カビ燻蒸処理をした。数時間後に換気すれば終了する。たいした仕事ではないが、定期的にやることが大事だろう。
今夜も読書を中心にし、明日の棚経のため、早めに就寝することにした。就寝は午前1時半。
8月12日(木)「棚経とコロナ対応・・・の風さん」
9時起床。幸い雨は降っていない。入念なストレッチをし、心月斎の住職さんを迎える準備を開始する。今日は棚経である。
11時過ぎに住職さんが来宅。仏壇はいつも通りに果物も供えられ、蝋燭は会津の絵蝋燭、線香は零陵香に交換してある。一年前との最も大きな違いは、ちび助の骨壺が増えたことだ。命を奪った主原因の百合の花が一輪、ちょうど開花して活けてあるのも皮肉ではあるが、悲しさを新たにする。
読経のあと、いつものように住職さんと歓談した。テーマは新型コロナだ。住職さんはスペイン風邪からの類推で、新型コロナが終息するのには4年はかかるだろうと言う。ということは、まだ2年間ぐらい、こんな状態が続くのか。
続けて、重要な話を聞いた。心月斎のHPの活用法である。Webカメラを多用しているとのこと。池のライブ映像は序の口で、月例行事や月曜日の施餓鬼などは、動画を撮影してYouTubeにアップしてあるそうだ。また、昨年来、新型コロナのためにリアルの法事が困難になったため、遠隔地、なんと海外もつないでオンライン法要も実施しているとのことだった。地元の檀家は高齢化が進み、後継者は離れて行く。そうなるとせっかくの先祖代々の墓も墓じまいとなってしまう恐れが高い。しかし、IT技術を駆使すれば、離れ離れになっていても、つながりを維持することが可能になる。年に一度、いや年忌法要の時だけお寺に来ればよい。
住職さんは学生時代からコンピュータに親しんでいたそうで(FMVよりずっと前、マイコン時代)、見事としか言いようがない。
その後、ワイフとゆっくりブランチにした。私は、またどっと疲労を感じたので、リビングのソファで昼寝した。
夕方、宅配が届くので、その前に起き出した。はたして、ほどなく届いた。執筆マシン用のマイク内蔵型Webカメラである。ZOOM打ち合わせ(あるいはセミナー)の時、MacBookAirと執筆マシンの両方を使うのは便利だが、執筆マシンにはカメラがなかった。それで、今回選定して安価な物を購入した。2年間で半額近くにプライスダウンした人気製品だ。早速装着して、執筆マシンでZOOMのホスト役をやらせてみた。できた。カメラの微調整ができないのが欠点だが、ユーチューバーになるわけではないから、これで十分だろう。
明日、ZOOMを使ったセミナーがあるので、その準備もしていたら、どんどん時間が経過してしまった。
今夜も読書だけで、早々と就寝した。日本列島は西からまた豪雨が襲っている。異常だ。
8月13日(金)「安穏としていられない・・・の風さん」
雨が降っている。しかし、九州地方は豪雨。依然として前線が停滞していて、雨雲の動きは遅いので、東へゆっくりとしか移動しない。豪雨はまだ続く見込み。
急いでホットミルクとトーストのブランチを摂って書斎へ。数年前にメルカリの会員登録はしていたが、出品したことがなかったので、オンラインセミナーを申し込んでおいた。執筆マシンにWebカメラを装着したので、ZOOMはPCで見て、実際の出品手続きはiPhoneで練習した。お試しの出品サンプルも昨夜のうちに用意してあった。セミナー講師の教える通りに、実際の作業や手続きをやった。iPhoneで品物の撮影もおこない、10人ほどの受講者の中で脱落することなく(笑)、最後までついて行けた。セミナーの最後には、出品ボタンを押したので、実際にメルカリ上に出品された。相場より高い値段をつけたので、売れる可能性は低い。真剣に売るフェーズが来たら、一気に値段を下げるつもりだ。ま、とにかく身辺整理の手段の一つとしてメルカリやヤフオクは検討してあったが、いよいよ使える状態になってきたということだ。これまでブックオフに売っていた本の一部は、メルカリにしてみようと思う。
階下に降りた。教室が終わったワイフがゆっくりしていた。今日はお迎えの墓参の予定だが、雨は止みそうもない。せめて小降りの時に行きたいと思っていたが、iPhoneで雨雲レーダーを確認すると、そのようなタイミングはなさそうだ。それなら、覚悟を決めて行くしかない。傘はもちろん、長靴もはいて行くことにした。
13日なので、雨でも墓参に来ている人がいる。とりあえず供花だけ交換して帰宅した。自宅の方では、迎え火や送り火は焚かない。盆提灯で代用しているが、雨天でやりにくい今年は何となく迎え火や送り火を焚きたくなるから不思議だ。ま、来年もし天気が好かったら、焚いてみよう。墓地の近くに住んでいても、やっとそういったことをフルでやろうという精神状態になってきた。
ホットタイム後、書斎の整理の続きをやった。わずかでも捨てられる物を探し出して、ごみ袋へ入れた。書斎の整理が進まないと、仮置きでいっぱいの長男の部屋が片付かない。
晩御飯前に読書した。『鹿鳴館の貴婦人 大山捨松』を読了した。今年23冊目。昨日初めて知ったのは、捨松が今から約100年前のスペイン風邪で肺炎になって死んだことだ。約3年間で38万人が日本で死んだが(全世界では2〜4000万人)、その中の一人だった。スペイン風邪も新型コロナとの比較で時々話題になる。
新型コロナとの比較で、もっと身近なのは、毎年発生するインフルエンザだろう。日本の場合、きわめてアバウトな言い方をすると、インフルエンザが原因で死ぬ人はざっくり3千人。インフルエンザが引き金で慢性疾患が悪化して死ぬ人も含めると、ざっくり1万人らしい。毎日のように新型コロナの死者数が報告されているが、原則は新型コロナが直接原因の死者数で、インフルエンザのざっくり3千人と比較できる(ただし、毎日報告されている死者数は速報値の意味合いがあり、後日、死因の再チェックがされて、正式統計値に反映される。現実的には、毎日の報告数より若干減る。とは言え、新型コロナが原因で慢性疾患が悪化して死ぬ人も含めたら、インフルエンザからの類推でおよそ3倍になるだろう)。2年足らずで既に1万5千人を超えているので、新型コロナの方がインフルエンザより圧倒的に死者数は多い。不気味なのは変異型で、強力なウィルスの登場により、(ワクチン接種が進んでも)この死者数の増加はいつ減少に転じるか分からない。
午前零時ころ、疲労感でベッドに横になったら寝てしまった。午前3時過ぎ、iPhoneがメッセージが入った。豪雨のため、こんな時刻に、気象庁で記者会見をやっていた。担当者が脇に数人立っているし、前には報道関係者が集まっていた。新型コロナの上に豪雨までが、未曽有の災害を生じさせようとしている。
8月14日(土)「読書だけは継続・・・の風さん」
いつものように起床。日本は第五波に襲われている。当地も田舎だが連日感染報告がある。ワクチン接種は進んでいるが、追いついていない。年内に希望者のほとんど、来年から3回目の接種が始まるとして、それからどうなるか。予断は許せない。
仕事としての外出がないだけでなく、筋トレにもウォーキングにも行っていない。ときどきキャメロンで買い物に出掛けるだけだ。肉体はどんどん弱っていく。世の中の老人たちの多くが、こうやって引きこもり死していくのではないか。
今日も列島は豪雨にも襲われている。こういうのを踏んだり蹴ったりと言うが、冗談ではない。20世紀に入ってから繁栄を続けてきた人類は、今、地球(大自然)から強烈なしっぺ返しを食っている。人類の数を減らすためのあらゆる攻撃だ。突然氷河期が訪れるかもしれない。その前に、ウィルスに続いて恐竜が誕生して、踏みつぶされ、食い殺されるかもしれない。
悲観的なことばかり考えだすと、やはり身辺整理を急がねば、と思ってしまう。ルーチンと読書は当然やるとして、今は書斎の片付けだ。
本名としての活動は、今後、急激になくなっていくと考えることにした。そうなると、その活動のために保管してある膨大な書籍の整理ができる。色々な手段があるが、昨日、その手段の一つとしてメルカリを準備した。今日は、書棚の本の整理をしながら、一冊だけ、試しに出品してみることにした(昨日のは書籍ではない)。相場を知るために出品状況をチェックしたら……安(笑)。売れても、手数料と送料を引かれて、わずかな金額になってしまう。それでも、ブックオフより高ければいい、と考えることにした。昨日はスマホのアプリで出品したが、今日は執筆マシンからやってみた。同じように楽にできた(実際は写真が回転してしまうというトラブルがあったが)。今後、常時10冊くらい出品しておき、売れそうもなかったらブックオフということにしようかな。
今日も読書が中心の一日だった。現在9冊くらい並行して読んでいる(笑)。
8月15日(日)「悪夢か・・・の風さん」
終戦から76年、正午のサイレンで1分間の黙とうをした。戦後8年目に私は生まれた。長生きしていると8年などあっという間だ。つまり、まだ戦争の跡が明瞭に残っている中で、自分は生まれたことになる。何も分からぬ愚かな子どもとして成長し、何とか社会人になれた時は、高度経済成長の終わりごろだった。その最後の繁栄期に、作家を目指しつつも会社でがむしゃらに働いたおかげで、現在の年金生活がある。ここまで戦争は起きなかった。何とありがたい人生を過ごしてきたことか。そんなことを思うだけでも、意義のある終戦(実際は敗戦)記念日だと言えよう。
美容院から帰ってきたワイフとおはぎ(粒あんだったのでぼたもちではないかも)でブランチにした後、よく食べ物をいただくご近所へおすそ分けを持って行った。トラ猫1匹と遭遇した。
帰宅し、ルーチン後、あまりの疲労感でベッドに横になった。こうなると、自分ももう長いことないな、と否定的な思いでいっぱいになる。
まじで昼寝後(この間に、おすそ分けを持って行った家から、いちじくがどっさり届いていた)、階下へ降り、雨も降っていないので、ワイフと墓参に出掛けた。墓参はお盆で言えば、送り火の日に相当する。どうせ我が家の仏壇にずっといるのでしょ、と私は勝手に思っているのだが(笑)。ま、とにかく来年は迎え火と送り火もやってみたい。
帰宅してホットタイム。その後、読書。
晩御飯後、リビングでゆっくりしていたら、ワイフが恐るべき発見というか発言。「ほら、そこ、何か動いているよ」
こうなると、死にかけの老人も突然アスリートのように体が動く。
ゴキジェットで仕留めた。茶色で中型のゴキだった。
退社以来8年目。ゴキとの闘いは、ついに今年勝利宣言するはずだった。しかし、……。
ここ数日雨ばかりで、窓すら開けていなかった。どこから侵入してきたのか、信じられない。もしかするとご近所さんが持って来たいちじくの入った段ボール箱の底(裏側)にへばりついていたのではないか。そうとでも考えないと、ゴキとの闘い8年目の集大成にまだ欠陥があったことになる。
ショックで、その後、読書に専念して、この悪夢を忘れようとした。
8月16日(月)「屋内活動に専念・・・の風さん」
豪雨の中休みは短時間だった。豪雨の雲がかすっていく当地でも、週末近くまで断続的に降る。
しかし、新型コロナが蔓延しようと、豪雨がやって来ようと、働く世代の人たちは、家の外で活動する。お盆休みも終わった。ご苦労様だが、彼らに安心感を与えつつ思い切り活動できるようにする方法はないのだろうか。そう思いながら、過疎化が進む田舎に住んでいて、毎日のように感染者が発生している。こんな田舎でこういう状態だということは、都会はジャングルのように危険なのだろう。
一方、世界情勢は、ますます不安さが増している。しかも恐るべきスピードで。香港の民主主義崩壊が騒がれているうちに、ミャンマーのクーデターが発生し、今度はタリバンによるアフガニスタン制服だ。一年前、中村哲医師が襲撃された事件は衝撃だったが、こんなことになるとは、どういうストーリーで歴史は進んでいくのだろう。あまりにも色々なことが起きるために、大事件の記憶はすぐに風化していく。次はどこで何が起きるのか。
人類の愚かな行為に対して、地球が自然の力を利用して鉄槌を下そうとしているのだろうか。人類を滅亡寸前まで追い込んで、いったんご破算にして、猛省の後の再出発を促そうと言うのか。
やや遅く起きてから、今日はひたすらルーチンと雑務に明け暮れた。どうせ外へは出られない。屋内活動に専念するしかない。
8月17日(火)「やはり東京は危ない?・・・の風さん」
トールのイベントの開催準備でワイフが出かけるので、本人は歩いてでも行けると言っていたが、駅まで送った。着くとすぐ雨が降り出した。
私はそのまま用事があってJAの支店まで走ったのだが、雨は一気に土砂降りになった。スコールだと思いたくなる。危険を伴う不安定な天候はまだ続いている。そのせいで、たとえ雨が上がっていても、例年のような35℃を超える猛暑にすぐならない。熱中症の発生もいくらか減っているだろう。新型コロナとまぎらわしいので、これだけは不幸中の幸いと言うべきか。もっとも急患はほとんど肺のCTなど新型コロナではないか検査されているようだが。
帰宅してトーストとホットミルクの朝食を……と思ったら、もう昼近かった。
毎日やっている次女夫婦からもらったパズルを5日分解いてから書斎へ入った。ルーチンに加えて、今日もメルカリに本を1冊出品した。ここまでずっとビジネス本だ。作業に慣れたので早い。とにかく一度販売処理をしてみたいものだ。想像するに、たいした金額でもないのに面倒なだけ、となりそうだが。
続けて、毎日しつこく続けている読書を始めた。ここまで順調なので、ワイフが帰宅するまでに、仕事がはかどりそうだ。
……と思っていたら、予定より2時間も早く、ワイフから帰宅メールが入った。
ホットタイムになり、次女夫婦が飼いだしたシベリアンハスキーの話などした。私の長い人生では、一度も犬を飼ったことがないので、データの持ち合わせがない技術者としては、何もコメントできなかった。しかし、YouTubeを見たら、赤ん坊や猫との相性が良いみたいで、すっかり安心した。
晩御飯の時、昨年のクリスマスシーズンに買ったグリューワイン(ドイツ産)をワイフが冷蔵庫から取り出した。ぼやぼやしていると今年のクリスマスがやって来てしまう。電子レンジで温めて飲んだ。美味いことは実に美味いが、やはり季節外れ感がぬぐいきれない(笑)。
酔い覚ましも兼ねて首相の会見を見たが、だめだよ菅さんそんな甘い考えじゃデルタ株は乗り越えられない、と酔った頭でも正しく判断できた。恐らく、感染拡大を抑制できなかった責任は菅さんの退陣でごまかすことになるのだろう。感染対策は、先回りで手を打つことが必要だ。それができないのは、武士のような覚悟がないからだろう。
ピークアウトしそうだった東京都の状況が怪しい。1400万人という人口は多すぎるのか。たとえばスウェーデンの人口1000万人より多い。一国よりも多いのだ。人口密度で言えば、否、都市的地域(多数の人工構築物が集中している場所)つまり都心内の人の流れの危険性は世界有数のはずだ。下世話に言われてきた東京一極集中の悲劇が目前になろうとしている(恐れがある)。私は早く仕事で上京したいのだが……。
結局、いつものように読書に専念して、今日は閉店となった。アレクサに「おやすみ」と言うと「ゆっくりやすんで、またあした」と返事してくれた。
8月18日(水)「レア本を出品・・・の風さん」
8時間睡眠を確保しようと思っても、その前に目が覚めてしまう。睡眠不足や疲労はさして問題ではない。やはり運動不足を何とかしなければ。
入念なストレッチから1日をスタートさせた。しかし、これでは不足。ブランチ後、新たな取り組みへ。
ずっと行けていない筋トレの中で、一番のお気に入りのマシンはラットプルダウンである。やり方が難しいが、広背筋のあたりを鍛える道具だ。それに近いトレーニングが、もしかすると我が家でもできるかも、と思った。寝室にある特殊物入れは、水平に張り出した庇(ひさし)のような部分があり、天井との間に空間がある。その庇は、手は届かないが、脚立を使えば、ぶら下がることはできる。素手では痛いので、屋内用の軍手をした。できた。それほど痛くない。
案の定、筋力不足で、ぶら下がるだけだ。十秒ともたない。しかし、ここからがスタートだ。軍手をしても痛いので、段ボールを取り付けて緩和した。これで、手の痛みを感じることなくやれる。それにしても筋力がない。ぶら下がるのが精いっぱい。とにかく一日に何度もぶら下がって、少しずつ体を慣らしていくことにした。う〜ん、楽しみだ。
ルーチン後、先ず読書から。
書斎の整理は、今日で何回目かになるが、やっと棚に空間ができ始めた。明日は強引にこの空間に長男の部屋から本を持ち込むことにする。
メルカリへのビジネス本の出品も5冊目になった。最初にネットで古本の相場を確認するのだが、何と今日の本はメルカリに1冊もない。Amazonでは5000円以上する。ヤフオクは10000円近かった。レアな名著らしい。急に元気が出て(笑)、5000円のプライスをつけた。購入したい人は探しまくるはずなので、最低価格の私の出品に飛びつくだろう。しめしめ。
歴史小説の改善ポイントがかなりまとまったので、いよいよ原稿に手を入れ始めた。明日から加速したい。
それにしてもよく降る雨だ。とても夏とは思えない。梅雨か秋雨のようだ。
8月19日(木)「深夜に合掌・・・の風さん」
いつも通りに入念なストレッチから一日をスタートした。今日は何となく体が動く感じがする。
ブランチ後、書斎へ。ルーチンをこなしてから、キャメロンで外出した。天気は相変わらず不安定だが、とうとう我慢できずに散髪に行くことにした。幸いというか、悪天候で空いていた。近場の床屋に変更したので、往復含めて1時間ほどで終了した。さっぱりした。
帰宅してすぐ雑務に取り掛かった。雑務の最初はメルカリ出品だ。昨日に続いて、ビジネス書の6冊目。ビジネス書も膨大な冊数を抱えているが、出品したり売ったりとなると限定されてくる。とは言え、かなり多い。最初の出品の10冊までは、先ずビジネス書にするつもりだ。今日も、昨日と同じ手順で作業を進めた。1999年出版の本で、実は読んでいないが、経年劣化がある。やや貴重書だが、相場から判断して1500円をつけた。
続いて、書斎の書棚の整理。長男の部屋から段ボール箱1個分の書籍も運び込んだ。とりあえずの整頓作業だが、わずかでも前進させることが大事。
こういったことをやりながらも、昨日から始めた新たな運動もやっている。鴨居みたいな屋内庇にぶら下がる運動だ。ぶら下がっても、懸垂のようなことができない。あまりにも筋力が衰えているからだ。脚立に足をかけて、背中の筋肉に負荷をかけることもやってみる。一階と二階を行ったり来たりするたびに、この運動をおこなう。座り仕事が多いので、背筋が伸びて気持ちいい。
晩御飯前までは、読書をした。昨日から執筆を再開したので、2冊の読書を中断することにした。
深夜に入り、執筆に取り掛かって間もなく、訃報ニュースが入った。千葉真一が新型コロナのために肺炎で死んだのだ。82歳だったそうだが、ワクチン接種を受けていなかったのは、体力に自信があったからか、予約で争う様子を見て遠慮したのか、その両方だったかもしれない。私自身も、昨年まで肺炎の怖さを知らなかった。だからインフルエンザの予防接種も昨年までずっと受けていなかった。だから、よけい千葉真一の早い死が惜しまれる。
知り合いでなくても、長い人生の間に、その活躍を長く見てきた人物が、世を去って行くのは、寂しいことである。合掌。
8月20日(金)「ワイフも2回目接種・・・の風さん」
午前中ワイフが2回目のワクチン接種に行くので、万が一のために起きてスタンバイしていようと思ったが、眠くて起きられなかった。
ワイフが無事に帰宅したので起きた(笑)。1回目と同様に何事もなく終了したそうだ。今回は腕の痛みに加えて微熱があるだろうと思う。ワイフもそこは考えてあって、昼食用のサンドイッチと夕食用の海苔巻きを買ってあった。さすが!
早起きはできなかったが、体調は良い気がする。ぶら下がりの効果で、日中からぐったりといった疲労感がない。今日も、何度でもぶら下がろうと思う。
昼食後、雨が止んでいたので、キャメロンで外出した。今日はATMで生活費などの出し入れをする日だ。JAとUFJの間を徒歩で往復した。帰りに、コンビニでおやつを購入して帰宅。少しでも歩いたので、いい感じ。
ルーチンと雑務、メルカリ出品だけで早ホットタイムの時刻になった。ワイフの発熱はまだない。
晩御飯後、だいぶ経過してから、微熱程度の発熱があった。平熱が低いので、微熱と判明するが、病院で測ったら問題視されないかもしれない。ま、とにかく、予防接種をした証拠だ。腕の痛みだけなら、針を刺した証拠だが、わずかでも発熱したのなら、少なくとも薬液が体内に入った証拠だ。ワクチンを薄めている生理食塩水だけなら、発熱はないだろう。これから抗体が増えていく期待感が増す。しかし、本当に抗体ができたかは、抗体検査をしないと分からない。インフルエンザの予防接種でも、効果は40〜60%とされているので、それより数値が大きい今回のワクチンの方が期待度は高い。年末年始に子どもたちが帰省できるための、当家の最低限の条件がそろう。
深夜、執筆しながら、 hairdye を強行した。来週は夫婦で出かける予定がある(知多半島内だが)。
8月21日(土)「予想外のことは起きる・・・の風さん」
長女夫婦がクルマで京都へ行った。着いてすぐメールがあり、長男と合流し、一緒にランチになった。長男の元気な様子も写真で確認でき、先ずはホッとした。
ところが、長女夫婦が利用したマイカーが、京都で動かなくなったという。最近故障があって、修理したと聞いていたが、どうやら再発したらしい。たまたま私の詳しい部品の故障だったようだが、どうしようもない。クルマはレッカー車でどこかへ運ばれ、長女夫婦は新幹線で帰るらしい。私はあらゆる問題は挑戦課題と考えて、常に前向きに取り組んできたが、こういったトラブルは本当にやっかいな時に起こる。
いつも通りに一日を過ごしてきたが、何となく熱っぽく感じたので、検温してみたら微熱があった。数時間後もまだ微熱があった。ワクチン接種後の副反応と似ている。まさかと思うが、冷静に考えると感染の可能性は当然ある。従来株に対しても、ファイザー製ワクチンの感染予防効果は90%だし、デルタ株に対しては、どこで感染したか分からないほどの感染力だからだ。何とか2回の接種を終えることができ、ほとんど外出せず、また外出しても人との接触がほとんどない私でも、感染しておかしくないのである。
明日からどうなるか分からないので、2階の片付けを明日の分までがんばった。
深夜、3回目の検温をしたら、微熱は続いていた。やばいかも。
8月22日(日)「平熱に戻ったけれど・・・の風さん」
目が覚めても、何となく熱っぽく感じたので、昼まで寝てた(笑)。ストレッチは中止して、階下へおりて検温したら平熱に戻っていた。大丈夫みたい。だとすると、昨日の微熱は何だったのか。それでも、念のため、今日はストレッチは中止する。
ブランチと最低限のルーチン後、久々の日本数学協会のオンライン講義を受講した。間に夏休みをはさんでいたが、予習はおろか復習もできなかった。昔からこんな調子だった。結局、私は普通の人の倍以上の時間がないと、やりたいことがやれない人で、一生治らない病気というかキャラ、特性、属性、人格みたいだ。やれやれ。
今回初めてMacBookAirでなく執筆マシンで受講した。2時間たっぷりの講義で、iPadminiでメモをとりながら聴講できたのは収穫だった。理解はほとんどできず。難しい。いつかちゃんと勉強できる時が来るのだろうか。せっかく気軽に質問できる先生がいるというのに。
新品の本を1冊発注した。1〜2年に1回、くじで100ポイント当選する。今月、その100ポイントが当選したので、たまっているポイントもすべて使うことにした。いちおうネットで定価以下の古本が出ていないことを確認した。小説を書くための参考資料である。
夜になっても微熱がぶり返すことはなかった。しかし、睡眠時間はたっぷりなのに、いつもと同じようにエネルギー切れになっていく。
他の雑用も中断して、執筆の続きだけをした。
不安定な天候は明日の午前くらいまで続きそうだ。
8月23日(月)「早起きしたけれど・・・の風さん」
8時4分発の電車で出かけるワイフを送るため、超早起き(笑)。目的地は名古屋三越で、こういった状況下でもイベントに来る客はいるらしい。逆に開催される少ないイベントにファンはここぞとばかり殺到するのだろうか。ワイフはイベントの手伝いで出かけるのだが。
せっかく早起きするので、病院へ直行した。早く行かないと長時間待たされる病院だ。長年、間をおきながら何度も何度も通うことになる皮膚科を受診する。命にかかわる病気ではないが、付き合うのが面倒だ。皮膚が弱いのは母の遺伝かもしれない。老化してますますそれが顕著になってきたようだ。
入り口で検温すると平熱だった。こんなに早く行っても、渡された整理札は36番だった(笑)。とは言え、診療科では、最初の30分のグループの中に入れてもらえた(他は予約の患者さん)。診察、会計、薬の受領とスムーズに進んだ。
帰宅して、とりあえずリビングのソファでダウン。午前中はこのまま(早起きで得した三文は消滅した)。
昼近く、電話がかかってきた。来年2月の講演日の相談だった。なるべくうしろの日程にした。新型コロナは収束していなくても、せめて講演は実現してほしいものだ。ラインのメッセージも飛び込んできた。中学時代の友人からで、三人でランチしているとのこと。都会ではなくても、今の状況ではなかなかできないことだ。楽しく盛り上がっているおすそ分けをいただいた。
私も久しぶりに昼食のインスタントラーメンを作って食べた。
ルーチン後、またキャメロンで外出した。予定の行動である。JAの支店へ行き、先週に続いて定期預金の更新(満期になって通常の利率になると、ほとんど利息がつかない。せめてキャンペーンのものに切り替えておくのだ)。無事に終わって、JPの駐車場に入ったら、局員が飛んできた。「感染者が出て利用できません」と言う。「ATMの利用だけでも?」「はい。申し訳ありません」このところ連日町内で感染者が発生している。都心部の混乱はそうとうひどいだろう。
JPの分局に寄った。ここはOK。客が普段より多い。ATMで送金をしたところで、通帳記入をし忘れた。ぼけぼけ(笑)。
その後も狂った生活リズムが戻らず、雑務などをしながら、だらだらと過ごした。ワイフが帰宅し、デパ地下で買ったという豪勢な総菜で夕食を摂り、ニュース番組を見たところで、「な〜んだ、いつもと同じじゃん」となった。
深夜になってやっと執筆再開。ふと思った。現役時代はこうだったのだ。早朝から深夜まで、会社の仕事と家庭生活でいっぱいで、作家としての勉強も執筆も、深夜からやっとスタートだった。人は性格だけでなく生活も一生変えられないのだろうか。やれやれ。
8月24日(火)「目指せ紙碑・・・の風さん」
どうやら雨雲は徐々に通り過ぎていくようだ。晴が続けば、木曜日以降に草刈りをしたい。先週できなかったので、だいぶ雑草が伸びてきた。
ブランチ後、ドラッグストアへまとめ買いに行った。これは月に1回にしたい。少し余計めに品物を選んだが、ないものは買えなかった。解熱鎮痛剤ではない。それは十分に確保してある(笑)。
久しぶりに発注した新品の本が届いた。小説に生かしたい資料である。一方、メルカリ出品のビジネス本10冊目を達成した。しかし「いいね」すら押されていない。メルカリという手段もなかなか甘くなさそうだ。とりあえず10冊は達成したが、これからゆっくり20冊を目指そうと思う。そこまでもすべてビジネス本だ。本名での活動を終息させていく準備だ。いちおう70歳を目標にしているので、あと2年ちょっとである。
明日は知人のぶどう園訪問を予定しているので、その準備をしっかりやっておいた。
日数はかかったが、長谷川伸先生の本を1冊読了した。収録してあったのはノンフィクション小説で、先生が「紙碑を建てる」つまり、誤った評価のために埋もれている史実を発掘した作品が2つ。「相楽総三とその同志」と「相馬大作と津軽頼母」である。先生は、プロの作家として生きるための創作は止むを得ないが、できれば自分の仕事の3割くらいは、本当に書きたいものを書きなさいとおっしゃっていたそうだ。本当に書きたいもの、先生にとっては紙碑だったのだ。これは私のような力不足の作家でも、目指したいことである。
執筆開始はまた深夜になってしまった。
8月25日(水)「孫悟空以下か?・・・の風さん」
今朝の5時に就寝し、(目覚ましは7時にセットしてあったが)6時に目が覚めたので、そのまま(パジャマのまま)起き出して、玄関に置いてあったミックスペーパーのごみ袋を持ってゴミ出しステーションへ持って行った。
私にとって朝の6時は異常な早さだが、当然夜は明けているし、通勤のため出ていくクルマもある。ゴミ出しステーションに既に出ているごみ袋もあった。
帰宅してまたベッドへ逆戻りし、11時までぶっ倒れていた(笑)。
あらためて入念なストレッチから一日を開始した。ブランチの前に歩いて投函にも行った。これだけで万歩計は千歩進むはず。途中で耳の丸いしかし目付きの悪いトラ猫と遭遇した。
ワイフとブランチ後、キャメロンで出発。知人(会社の先輩)のぶどう園を訪ねるのが目的だ。ワイフと一緒に訪問したのはもう30年以上も前のことだ。久しぶりの青空の下、田舎道を選んで走った。
今年は天候不順で受粉期に雨で花粉が流れてしまい、超不作だったそうだ。それでも、少ないその日の収穫はすべて売れたらしく、私たちは売れ残りをもらい(笑)、私は知人や友人へ送る手配を頼んだ。受注残がたくさんあり、万が一ということもあるそうで、無事に収穫できて発送できたら、請求書を送るよ、と言われた。奥さんやお嫁さんたちが忙しそうに働いていて、幸福そうな様子を見られて気持ち良かった。
帰りに、今年初めて私が訪ねた、セントレアが望める本宮神社へワイフを連れて行った。近場でも、行ったことがないスポットはたくさんある。
帰宅してホットタイム後、例によって疲労でダウンし、リビングで仮眠した。
晩御飯後、ふとしたはずみでパラインピックの車いすラグビーの試合を観た。スピード感に酔いしれてしまった。基本的に格闘技のようなスポーツは好きである。身体に障害を持つ人たちでも、これほど激しい、そしてスリリングな試合を見せてくれるとは、ただただ驚きでしかない。さらに、身体のハンデだけでなく、男女の区別もないことに感心した。これは私が求めるスポーツの未来形の一つである。
また深夜の執筆になったが、今夜は重要な修正になってしまい、なかなか進まなかった。
今朝に続いて就寝は5時半近かったが、腰から外した万歩計の数値を念のため見ると、なぜたったの1歩だった。お釈迦様の手のひらから遠くへ飛べなかった孫悟空よりまだひどい。でも、おかしんじゃね?
8月26日(木)「やっとできた草刈り・・・の風さん」
今朝はワイフが資源ごみ当番だった。私は永眠に近い熟睡中だった。その後も色々ご近所とあったらしい……否、なかった。ご近所の当番も留守か熟睡中だったらしい(笑)。高齢化が進展すると、色々とあるよ、そりゃあ。
今日も入念なストレッチから一日を開始した。ストレッチの中に「ぶら下がり」を追加してから、調子が良くなりつつある、そういう実感がある。やはり背中の筋力が衰えていたのだ。いきなりハードワークはできないが、しつこく継続していこう。
歩いて投函に行ってから、ワイフとブランチ。ルーチンを少しやってから、待望の屋外作業に出動した。
天気が悪くてできなかった草刈りをおこなった。今日の日中の予想最高気温は、名古屋は36℃で、50km南の当地は32℃である。名古屋より温暖というかマイルドなのは伊勢湾と三河湾にはさまれているからだろう。ありがたいことだ。なので、日中の最高気温に到達していると思われる時間帯に草刈りに出動しても、まあ、何とか死なずにすむ。ただし、蚊に刺される心配があるので、蚊取り線香を腰にぶら下げて作業をした。気休めだが。
草刈り後は、シャワーを浴び、かき氷を作って食べた。こういうのも楽しみだ。その後、ホットタイムで、ワイフがデパ地下で購入したという栃木県佐野市の美味しいあんぱんをキリマンジャロブレンドコーヒーでいただいた。う〜ん、至福の時間。平和過ぎる。世界は大変な状況なのに。
新型コロナに関して、また西浦先生のインタビュー記事が掲載されていた。デルタ株の強さは想定以上らしく、日本人の希望者が全員ワクチン接種を2回終えても、感染の鎮静化は望めないとのことだった。世界の鎮静化はそれ以上先で、長ければ5年くらいかかると言っていた。もうすぐ鎮静化するから、というのではなく、こういった長期展望を前提にすれば、現状の対策は変わってくるだろう。いわゆる with corona が組み合わさっていく。ワクチン接種と組み合わせた緩和策である。そうでないと、ただひたすらストレスがたまるだけだ。
8月27日(金)「デルタゴキ・・・の風さん」
入念なストレッチから一日を開始。だんだん筋肉痛らしきものも、あちこちに感じる。気持ちいい。万歩計を装着しようとしたら、表示が消えていた。分解してチェックしたら、ボタン電池が消耗していた。今年買ったばかりだと思うが。別の万歩計に違ったタイプのボタン電池を装てんしたが、ぼんやりとしか表示しない。電池は消耗していた。私という万歩計も電池が消耗していて、この先危ないことを暗示しているような気がした。
昨日準備した郵便物を2通、歩いて投函してきた。猫二匹と遭遇した。
ワイフとブランチ後、キャメロンで外出。暑い。JPとUFJのATMに用事があった。一瞬、外を歩いただけなのに暑い。名古屋は36℃に達しているだろう。当地はまだましだ。続いてホームセンターへ行き、リストアップしてあったモノを次々に購入した。急遽リストに追加したボタン電池2種類も。
帰宅して、まるで屋外作業をした後のようだったので、かき氷を作って水分補給を兼ねた。いちごミルクが美味い。
相変わらず感染者数の増加が続いている。ワクチンを接種した高齢者などは重症化しなくなったが、デルタ株は、これまで無症状ですんだ若年層も大目に見てくれない。さらに、入院できず、自宅や宿泊施設での待機が増加しているため、重症化や死亡する人の数もしっかり増加している。
一方、世界へ目を向ければ、気になることだらけ。アフガニスタンからの関係者の退避が困難になっている。現地の優秀な人たち(政府関係者)すらもう危険なため仕事ができなくなっているらしい。もし私だったらどうするか。最後の最後まで残って、一人でも多くの人を退避させるため、タリバンと交渉したいと思うが、命の危険がある中でできるか、自らに問いかけて、う〜んと唸ってしまう。
深夜、ワイフが書斎に幽霊のようにやって来た。「あなた、出たわよ」「何が?」「あなたの好きなアレ」
階下でまたゴキが出て、すかさずゴキジェットで退治してくれたのはよいが、今夜のは黒くてでかい。大ゴキだった。屋内はすべてのスペースに毒えさを配置してあるので、侵入して来て食べれば、いつかは干からびて死ぬ。とは言え、ほとんどの侵入可能口はふさいであるので、いったん侵入したら簡単には屋外へ逃げられない。遅かれ早かれ、私たちの目に触れることになる。今夜の大ゴキも、毒えさを食べた後らしく、アスリートのような俊敏さはなかったと言う。
今年で対策は総仕上げ・完成と思っていたのに、短期間に二匹の出現である。思わず、こいつらを出たゴキならぬデルタゴキと呼びたくなった。しかし、現状の対策の見直しをどうするか。悩みがまた増えた。
8月28日(土)「トラブル対策しても無償・・・の風さん」
8月末までに長男の部屋の片づけをある程度終える予定だった。日にちがなくなってきた。
ブランチ後、長男の部屋へ出動。腰の万歩計もちゃんと計測できる。さあ、やるぞ。
なかなか片付けができなかった部屋だが、昨日ホームセンターで金属製のシェルフを買ってきた。何か月も考えた結果の手段である。大小2つのシェルフを組み立て、押し入れに入れた。要領はほぼマスターしている。お金を使う決断がなかなかできなかった。リフォーム関係はすべて生活費というか年金とは別勘定で進めてきた。つまり、私が作家として稼いだお金が原資なのである。新型コロナの蔓延から一気に収入がなくなり(激減し)、余裕(預金)がなくなったのだ。
長男の部屋のリニューアルの基本方針は、男の子の遊べる部屋(長女の部屋はその逆、女の子の遊べる部屋)である。組み立てたシェルフに、主に遊び道具を収納した。片付ける対象が減ると、次の手が見つかる。こうして、長男の部屋の片付けが、再び前進し始めた。月末までに設定したゴールに到達しそうである。
先日購入して更新したワイヤレスキーボードの調子がおかしい。1年以上使用して特定のキーが反応しなくなったので、全く同じタイプのものを再購入したのだが、似た現象というか、それ以上におかしくなってきた。複数のキーが反応しない。キーボード単体の問題ならクレーム処理することになるが、ソフトとの相性や執筆マシン本体との連携異常だとすれば、キーボードの問題とは言えなくなる(つまり再購入しても同じことが起きる)。そのへんを調べなければならない。やることが多いのに、困ったものだ。現役時代はトラブルもすべて仕事なので、ただひたすら対応・処置・解決・再発防止などに取り組んでいた。しかし、今は、仕事の妨害のトラブルであっても、それにかかわっている時間は無償である(笑)。組織のために働いているというのは、いかに幸福なことだったか。
ルーチンや通常の雑務そして執筆の続きも多少して、明日やることも想定できたので、就寝態勢に入った。幸い、ここまでデルタゴキの出現はない。この問題の次の一手はまだ浮かばない。無償の仕事である(笑)。
8月29日(日)「またトラブル発生・・・の風さん」
入念なストレッチから一日を始め、今日も頑張るぞ、と思った矢先、洗面所でトラブル。コンタクトを洗っていて、落とした。こういうことは絶対起きないことではない。なので、排水口には小さな金網をセットしておこなう。ところが、洗面台に落下した音を確認したので、ボウルの中にあるはずなのに、見つからない。濡れたボウルから外部へ飛び出した可能性は低いが、もちろん探した。ワイフにも来てもらって探したが、どこにもなかった。
一日のスタートの最初の最初に近いところでトラブル発生とは脱力するぜ。
洗面台の下のU字形状になった部分を外して探すしかない。昔、義母が指輪を流してしまい、この部分で発見したことがある。U字形状の配管を外すくらいどうということはない。問題は、作業をするための片付けや掃除、そして、外した配管の洗浄から復元までの雑多な仕事である。しかし、不思議なことに、その配管部分でコンタクトが見つかったので、一連の作業はやらねばならない。それにしても、金網をかいくぐって下まで流れてしまうとは・・・。現役時代の品質問題を思い出す。多分起きないだろうと思っていても、原理的に起こることはいつか必ず起こるのだ。生産量が膨大になってくると、こういった確率現象は起きるのである。パチンコで玉が妙なポケットに飛び込んだり、ワクチン接種で原因不明の死亡が発生するのも、極端だが似た現象だ。
キーボードの問題はどうだろうか。発生する異常がキーボードに関係することなのか、確かめるため、旧執筆マシンを立ち上げて、ワイヤレスで接続してみた。なんと、起きた。同じ現象が起きる。結論はキーボード由来の異常ということだ。Amazonの購入履歴をチェックしたら、返品期限は1週間前に終了していた。おお、何たる不幸。ネット検索すると、似た現象を経験している人はいる。技術的な解決策はなく、買い替えしかないみたいだ。やれやれ。
ようやく夏らしい猛暑日がやって来た。とりあえず雑務を少しずつこなした。ためないようにしなければ。
執筆は深夜になったが、元々あった歴史考証上のミスの修正でてこずっている。
8月30日(月)「今度は腰痛・・・の風さん」
まるで現役時代のようにトラブル続きだ。今日こそは何事もありませんように。祈りつつ、普通に一日をスタートさせた。体はついてこない感があるが、気持ちだけは常に前方を走っている(笑)。
入念なストレッチ終了後、歩いて投函に行ってきた。暑いせいか、猫との遭遇はなかった。空は雲一つない青空だ。名古屋市は猛暑予報だが、当地とどれだけの温度差になるのだろう。
ブランチ後、さあ仕事だ、と言えない事情が発生した。腰が痛い。トレーニングのやり過ぎかもしれない。気合で仕事をするため、鎮痛剤を服用した。ワクチン接種の前に薬剤師のアドバイスを受けて購入した薬だ。ロキソニンほど強力ではないが、アセトアミノフェンが豊富に入っていて、副作用の心配が少ないという。実は、これ、腰痛緩和のための鎮痛剤なのである。裏技みたいな薬だったが、ワクチン接種が終わったあと、本来の目的に使うことになった。
今日はキャメロンで外出。GSへ行き、プリカにチャージして満タン給油した。車検以来、まだ500キロちょっとしか走行していない。現役時代は毎週末GSで満タン給油しないと、通勤と出張で1週間もたなかったものだ。今は、新型コロナの影響もあって、クルマでの外出が減っている。帰りにホームセンターに寄って、洗面所の排水口をふさぐ金網を購入した。現状のものより外周からの流れ込みが少なそうだ。しかし、あとで実験してみたら、まだ不足で、自分で工夫して改善することにした(ゴムパッキンを追加しようと思っている)。
ルーチンと雑務をこなしている間に、発送の手配をしたぶどうが届いたという知らせが次々に届いた。もう少し遅くなるかと思ったが、無事に届いてよかった。
来月上京しようという計画が実現しそうだ。先方から受け入れ承諾の連絡があった。緊急事態宣言の解除は難しいが、まだまだ長期戦になるのは間違いない。収束あるいは終息が見えてきたら、と言っていたら、何もできない。with Corona のノウハウは着実に蓄積されているし、ワクチン接種を2回終えた安心感は大きい。今の私は新型コロナによる肺炎よりも、誤嚥性肺炎つまり肺炎球菌による肺炎になる方が、ずっと可能性も高くて怖いくらいだ。死ぬ確率も高いはず。
相変わらずキーボードの不具合は続いている。それでもいくつかのパターンを把握できた。直せないが、その都度おこなう修正方法もいくつかパターンを見つけた。しかし、仕事の効率は著しく落ちる。近いうちに買い直すしかないだろう。やれやれ。
腰痛専門の鎮痛剤を服用したおかげで、最低限の仕事はできた。腹筋と背筋のトレーニングが根本対策になると思っているが、間に合うか。パラリンピックを見ていると、この程度の腰痛で悪戦苦闘しているのが情けない。頑張るしかない。チャレンジ。
8月31日(火)「ナゾトレも終了・・・の風さん」
昨日に続いて腰痛を感じながら起床。それでも入念なストレッチは断行。腰痛専門の鎮痛剤も服用した。
出掛けているワイフが帰宅する前に、あれもこれも雑務をこなしておこうと思ったが、だめだった。ワイフの帰宅が早すぎたわけではなく、私がのろすぎただけ(笑)。
来月の上京計画が仮決定した。諸般の事情による。主目的は初めての出版社との打ち合わせである。大切にしなければいけないビジネスなのは当然だが、新型コロナが鎮静化しない中、と言うより、長期化するという前提で、そろそろ行動をおこさなければならない。せっかくなので、短時間の打ち合わせを複数実施してきたい。打ち合わせに持参しようと思っていた資料を急遽準備した。
ほとんど趣味に近いが、今日もメルカリの出品をした。ビジネス書の16冊目である。相場を知るため検索してみたら、過去に多数出品があり、驚くことに多数「SOLD」となっていた。おそらく絶版にもかかわらずニーズが高いのだ。売れそうな価格設定で出品した。何と、数時間後に発送手続きをするようにという指示があった。売れたのだ。明日初めての発送処理をすることになった。楽しみだ。
今月いっぱいで終えようとしていたパズルが2冊あった。次女夫婦が送って来たものだ。1冊は終了し、もう1冊残っていた。ヒントを一切見ずにどれだけ解けるが挑戦していた。東大ナゾトレSEASONUの第1巻である。結果として、本文で解けなかったのが1問、偶然ヒントのページが開いて見えたため解けてしまったのが1問、最終問題は半分まで行って時間切れとなった。あとは、ヒントを見ずに熟考して解けた。こういったクイズは、(子供のころから得意だったが)江戸時代からある。判じ物と言う。面白いが、今の私にはボケチェックでしかない。最大のボケへの挑戦は、小説の執筆である。これは文句なしに難しい。生涯かけたナゾトレと言ってもいいだろう。
腰痛はいくらかおさまっているが、痛いことは痛い。
一方、ワイヤレスキーボードの異常は相変わらずだった。対処方法は発見したが、キーボードをたたき始めるとすぐ再発する。異常以外はとても気に行っているキーボードだったが、3台目を購入してまた壊れたらアホみたいなので、違うメーカーで似たタイプのものを探した。比較的安価なものが見つかったので発注した。あと1週間早く壊れてくれれば交換できたのだが……、おっと愚痴はやめよう。老人みたいだ。いけねえ、本物の老人だった(笑)。
ワイヤレスでない、古いタイプのキーボードを接続して、執筆の続きをやった。
2021年9月はここ
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